わたくしのうつ病体験記(その4)
その1は:わたくしのうつ病体験記
その2は:わたくしのうつ病体験記(その2)
その3は:わたくしのうつ病体験記(その3)
またつづき。
復職をした。
うつ病が全快したわけではない。ただ、薬を飲んでいれば仕事ができる程度には、回復したと、思って。
(2006)1月10日から、休職前と同じ部署の中の、違う担当に、配属となった。
(同じ部の中で課だけ変わった)
1月いっぱいは週に3日だけ。2月からは月〜金の毎日、10時から15時まで、昼休みを挟んで4時間の勤務。
自社の、病気短時間勤務制度、という制度を利用している。
様子を見ながらだんだんに、勤務時間を延ばしていこうと思っている。
同じ担当の皆は、とても忙しそうにしている。
大きな開発案件を抱えて、ほんとうにほんとうに、汲々としている。
でも私は、「戦力として配属するんじゃあないからね」としっかり言ってもらった。
「みんなは忙しそうにしていますが、あなたは、あなたなりに。」といってもらった。
「戦力外通知」だ。
だから、通勤すること、会社に居ることがとりあえずの仕事、と思って、居る。
満員電車に乗れなかった。
復職前の打ち合わせの日、休職前と同じように山手線に乗ってしまった。
すると、体を包む空間が固体のようになり、私を押しつぶすように迫ってきた。息ができない。
無理だ、ということがわかった。
だから、遠回りになるけれど空いている電車で通うことにした。遠回りの電車があって、良かった。
私の仕事は。
朝会社に行って、笑顔で「おはよう」、「おはようございます」、ということ。それが仕事。笑顔を運ぶこと。
休職中に進んでいる開発案件を理解するために、ドキュメントを集めては、読む。わからないことを聞く。整備されていないドキュメントはファイリングする。これが仕事。
職場にかかってくる電話を取るのは、基本的に入社1、2年目の若い人の仕事になっているけれど。3コールしても誰も出られないときには出る。
にこやかな声で、手際よく取り次ぐ。それが仕事。
たいしたことはしていない。
何も、ノルマも期限も、ない。
なのに、なぜこんなに疲れるのだろう。
会社の席に座っていると、胸が押しつぶされるように痛くなる。
そういう時は、給湯室に行って、時間をかけてココアを作る。
休憩室でココアを飲む。ぼんやり、する。
煙草を喫いにきたひとと雑談、する。
そんな雑談で心が軽くなることもある。
元の仲間がいるところに戻ってきてよかったと、こういうとき、思う。
胸が痛くなっても、苦しくても、家に一人で居るよりはいい、と、思う。
「会社にいると胸が痛い」と心療内科で伝えたところ、抗躁鬱剤「リーマス」の処方が追加された。
今の服薬内容は以下のとおり。
朝昼晩に以下の4種。
抗鬱剤「トレドミン」25mg*2錠
抗不安薬「デパス」0.5mg*1錠
抗鬱剤「ルボックス」25mg*1錠
抗躁鬱剤「リーマス」100mg*1錠
眠る前に以下の3種。
睡眠導入剤「レンドルミン」0.25mg*1錠
睡眠導入剤「ユーロジン」2mg*2錠
抗不安薬「ドグマチール」50mg*1錠
抗鬱剤「ルボックス」25mg*1錠
復職する直前には、もっとずっと、楽に仕事ができると思っていた。
もう3月、今ごろは勤務時間も延ばして、ちょっとはちゃんとした仕事をしているつもりだった。
だから、自分がもどかしくてしかたがない。
焦ってはいけないのだと、みな、いうのだけれど。
(2006.3.10)
2006.4.20からまた休職。罪悪感と屈辱感といっぱいの哀しみで溺れそうだ。(2006.4.22)
またつづき:わたくしのうつ病とは違う病気だったはなし(その5)
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