わさび。「がんばる」こと。

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人にはできることとできないことがあって。

私は昨年の秋からわさびが食べられるようになった。
30半ばのこの年までちょっとも口にできなかったわさびが、
昨秋知人宅で出されたアボガドのスライスとわさび醤油でハードルクリア!
醤油だけではこの味は出ない!わさびあってのこと!となり、
それから寿司にも刺身にも少しずつわさびを入れ、
料理におけるわさびの素晴らしさに触れることになったのだった。

さて、人にはできることとできないことがあって。
私はわさびを食べるハードルを、ふとしたきっかけで超えた。
がんばってない。
これが例えば、
「来月大好きな人と寿司を食べに行くまでに絶対わさび食べられるようになる!!」
という目標のもと毎日がんばっていたのだとしたら、
クリアしたらすごくうれしい反面、できなかったら、ものすごく、くやしいだろう。

こんなことを今日のオリンピック女子フィギュアを見ていて思った。
2位浅田真央選手の演技後のインタビュー、涙で声が詰まって、
とても、とてもくやしそうだった。

彼女はがんばった。いい演技だった。
それでも金メダルに及ばなかった。
とてもがんばったからこそ、すごく、くやしい。
がんばったからこそ、傷は深くて痛い。

こういうこと、実はみんな知っている。
がんばること、努力が必ずしも報われないこと。
がんばっただけ、努力しただけ、報われなかったときのかなしみが深いこと。
だから、がんばるのって怖い。

でも、がんばっているひとはとてもキラキラしていて、
そのキラキラはたくさんの人を惹きつける。キラキラから元気をもらう。

たとえ報われないとしても、傷つくとしても、
がんばるのって、いいな。

と、もらい泣きしながら思った。

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このページは、ミチカブラが2010年2月26日 18:33に書いたブログ記事です。

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