2010年2月アーカイブ

今日コンサートに 出たんだ

歓喜の歌を 歌ったんだ

5000人で 歌ったんだ よろこばしく

国技館に響きわたったよ

聴いた人の心にのって 世界に運ばれる音楽

私の声も みんなの声と一緒にのったんだよ

人にはできることとできないことがあって。

私は昨年の秋からわさびが食べられるようになった。
30半ばのこの年までちょっとも口にできなかったわさびが、
昨秋知人宅で出されたアボガドのスライスとわさび醤油でハードルクリア!
醤油だけではこの味は出ない!わさびあってのこと!となり、
それから寿司にも刺身にも少しずつわさびを入れ、
料理におけるわさびの素晴らしさに触れることになったのだった。

さて、人にはできることとできないことがあって。
私はわさびを食べるハードルを、ふとしたきっかけで超えた。
がんばってない。
これが例えば、
「来月大好きな人と寿司を食べに行くまでに絶対わさび食べられるようになる!!」
という目標のもと毎日がんばっていたのだとしたら、
クリアしたらすごくうれしい反面、できなかったら、ものすごく、くやしいだろう。

こんなことを今日のオリンピック女子フィギュアを見ていて思った。
2位浅田真央選手の演技後のインタビュー、涙で声が詰まって、
とても、とてもくやしそうだった。

彼女はがんばった。いい演技だった。
それでも金メダルに及ばなかった。
とてもがんばったからこそ、すごく、くやしい。
がんばったからこそ、傷は深くて痛い。

こういうこと、実はみんな知っている。
がんばること、努力が必ずしも報われないこと。
がんばっただけ、努力しただけ、報われなかったときのかなしみが深いこと。
だから、がんばるのって怖い。

でも、がんばっているひとはとてもキラキラしていて、
そのキラキラはたくさんの人を惹きつける。キラキラから元気をもらう。

たとえ報われないとしても、傷つくとしても、
がんばるのって、いいな。

と、もらい泣きしながら思った。

たくさん悩みを抱えている?昨今。
私のこのどうしようもない性格のあつかいから。
一個残ったおいしいクッキーをいつ食べようかという悩みまで、
数え上げたらきりのない悩みたち。

ふとアン・ルイスのパニック障害体験談を読んだ。
その中に、
「この病気になってから~
『悩まない人間よりも、悩む人間のほうが人間らしくていいじゃないか』と
思えるようになりました」という一文。

ああ、そうだよね。と腑に落ちる。
悩むのは苦しいけれど、悩みがないのって
思考停止しているつまんない人間かも。

これから堂々と悩むことにします。

小沢健二のひふみよが更新されていた。
「ひふみよに関するお問い合わせをしてくださった、各方面のみなさまへ」

http://hihumiyo.net/response_to_inquiries.html

読んでて涙が出た。なぜだろう。
「コンサートを行う私達は、小さな舟です」
というスタンスに泣かされたのかもしれない。

「僕らの住むこの世界には」
オリンピックで注目を浴びる選手たちをよそに、
数多くの同じスポーツをする名もない(そしてかけがえのない)人々がいるように、
音楽業界で進む大きな船の脇には小さな舟が進んでいる。

私が小さなライブハウスですばらしい音楽を聴いて感じて涙をこぼすように。

ちなみにチケット抽選は落選(泣)
実際どのくらいの倍率だったのかしら。

今日も世界のホールからライブハウスからあなたと私の部屋にまで、
きっと愛みたいな音楽が響いてる。

矢野顕子をはじめてちゃんと聴いた。
びっくりした。
「ピアノって、こんなに鳴るんだ」と。

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スピーカーに対峙すると重く聴きごたえがあって。
ピアノの音が深くて、歌声がポップで、
でもBGMとしても心地よい空間をつくる。

買ったきっかけはほぼ日刊イトイ新聞の「音楽堂ができるまで」でした。
これを観て読んだら聴きたくなった。
http://www.1101.com/ongakudo/index.html

どの曲も矢野顕子のアレンジが面白いけれど、
ひとつ選ぶならば山口百恵の「いい日旅立ち」。
こんな音楽になるんだ!とびっくりする。

聴いても聴いてもびっくりするアルバム。

今この瞬間がみえないように

未来が見えないように

しあわせの中にいるときしあわせはみえない

しあわせは ふりかえるとみえる

ほんのりと暖かい 点点とした灯りになって

ときおりふりかえっては 暖まりながら生きる

私が生き終わったとき 

その灯りが 死んだ私でなく

私が残した人を暖めたらいい

毎日の日記の文末は同じ

今日もちゃんと暮らしたね

一日を積み重ねたね

一日一日積み重なってゆく

今日もまた一日を重ねた

今日もいい一日だった

明日のことはわからない

でもきっといい一日だと思えるだろう

一日一日いろんなことがあるけれど

それでも毎日の日記の文末は同じ

ゆうべ、久しぶりに空を飛ぶ夢を見た。
歩くように空を駆けあがり、好きなところへすいすいとゆけるのだ。
そして家族で海辺の温泉旅館へ出かける夢。
家族の乗る車を下に見ながら、私は駆けてゆく。

夢占いで「空を飛ぶ」をキーワードに調べたら、

「チャンス到来の兆し!積極的に行動することで何事もよい方向に進みそう。
しかし夢の中でうまく飛べなかったり、低い所を飛んでいたり墜落してしまうような夢なら、
運気は下降の兆し。自分に自信が持てなかったり不安定なココロの状態のようです。」

とのこと。

不安なく自在に空を駆けていたから、きっと大丈夫。

そんな夢をみた、新しい2月。目覚めたら雪が積もっていた。