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会社に行くのが嫌で、世界が消えてしまえばいいのにと思っていた朝、
沈丁花の茂みがつぼみをつけているのを見つけた。
草木の営みが好きだ。
晴れても曇っても、暑くても寒くてもそれを受け入れて、自分のなすべき事をする。
大寒の日にも沈丁花がつぼみを小さく固く、花開く日のためにつけ続けるように。
きっと誰もが同じだと思うのだけれど、
昔のかなしいことをおもいだしてしまうことがあります。
すると、まるで今そのかなしいことが起きているかのようにまざまざと、
記憶が甦ってしまうことがあります。
過去に十分苦しんだというのに、
もう一度苦しむのです。
すこしづつでいいから、
わたしの、あなたのかなしみを、時間がもっていってくれますように。
今日はそんなことを考えました。