「遠い朝の本たち」須賀敦子
いつも胸に響く文章を綴る女性が、
自由が丘の小さな書店でこの本を渡される。
その気持ちが私にまでとどいて、私はこの本を買った。
遠い朝。人生のあけぼの。子供時代、学生時代。
人生がなにものであるか、知らなかったあの頃の本たち。
私は今、朝をすぎ、人生は翳りの中で時おり幸せがきらめく、
そういったものなのかもしれないと感じはじめている。
そして、人生の朝に読んだたくさんの本たちが、
私の根っこにあることに感謝している。

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いつも胸に響く文章を綴る女性が、
自由が丘の小さな書店でこの本を渡される。
その気持ちが私にまでとどいて、私はこの本を買った。
遠い朝。人生のあけぼの。子供時代、学生時代。
人生がなにものであるか、知らなかったあの頃の本たち。
私は今、朝をすぎ、人生は翳りの中で時おり幸せがきらめく、
そういったものなのかもしれないと感じはじめている。
そして、人生の朝に読んだたくさんの本たちが、
私の根っこにあることに感謝している。

コメント
セルフコメント。
私の遠い朝の本のひとつ。
手元にない、母の本ではない、自分で選んだ本。
「薫は少女」中島信子
絶版だそうで、残念。
投稿者: ミチカブラ | 2006年3月31日 10:40
こんばんは。時間が経ってからのコメントで失礼します。
ついつい書きたくなってしまって・・。
そうですね、覚束ない手つきで本を開いていた幼い頃は、
人生がどんなものであるのか、予測もつきませんでした。
楽しい、うれしい、びっくり、そんな感情以外のものが存在することもまだ知らなかった頃。
いつの間にか大人になり、
悲哀を知ってささやかな幸福の意味を知る、
そんな今も幸福なのだと思います。
個人的な感情になりますが、読んでくださってとてもうれしいです。
本の楽しみは、本自体にあるだけでなく、
もうひとつ、素晴らしい本を読んだあとに、心を打たれる誰かの感想を読むこと、語り合うことだと思うので。
長々と失礼しました。
投稿者: やえ | 2006年4月13日 22:28