2005.8.5(金)に、愛知万博(愛・地球博)に行ってきました。あんまりいろんなことがありすぎてまとまらないので、見たことをそれぞれに記録。

時間 出来事 備考
8:30 名古屋駅発7:42の万博スロットシャトルにて万博駅に到着。北ゲート前に群がる人の渦に唖然。ディズニーランドの駐車場に車が並んでいるみたいに人が並んでいる。もう暑い。
9:30 9時会場後少しづつ列が進んで、やっと手荷物検査・入場。入場してみたら混雑はなくって、視界が開けて気持ちいい。日立館に行ってみたら「本日の整理券配布は終了しました−」とのこと。あ〜あ、ちょっと残念。でも気を取り直して次の目標、ヨルダン館へ向かう。 日立館の当日整理券を入手する人は
いったい朝何時から入場待ちに
並んでいたのかしら?
真似できない。
10:00 ヨルダン館。この辺(グローバル・コモン3)あたりはまだほとんど人がいない。ヨルダン館の受付にて死海のプールに浮かぶ体験の申し込みをする。水着レンタルなど込みで2000円。11:20からの予約が取れる。
10:15 長久手日本館の当日予約取れるかなー、と行ってみたらここももう本日の予約は終了。もういい。グローバル・コモン6へ。ニュージーランド館にてヒスイの原石「マタ・ワイ」に出会う。みんな、ちょっと触って出て行っちゃうけど、もったいないよ、この石には力があるよ。石の隅っこに座って頬を寄せ、手をあて、石の感触をゆっくり味わう。表面の磨かれて翡翠色に輝いている部分は、川底にあったときに水の流れに磨かれた部分。何百年も磨かれたのだろうと思いをはせる。
10:45 ニュージーランド館の近くのタイ館へ。「サワディ・カ」とタイ美人の笑顔に迎えられ嬉しくなる。仏教の国。王様の国。タイの人々の王様に対する敬愛の念には本当に心を打たれる。「王様の雨」として王様が乾地に雨を降らせる研究をし、実行している様子が紹介されている。高校生の時タイへ行ったときに、訪問した高校の男の子がお土産に王様の肖像コインをくれた。私がタイの王様を知らない、と言ったときの彼の悲しそうな表情がいまだに忘れられない。
11:00 死海浴の準備にヨルダン館へ。水着に着替え、シャワーを浴び、水泳帽をかぶっていざ入水。

本当に沈めない。縁に手をかけて、必死で肩までつかろうと力をこめても、沈めない。これは水の感触じゃない。沈むのをあきらめて、仰向けになり力を抜く。ただよう私の体。最初に「顔を水につけないように」と注意されたのにもかかわらず、最初沈んでみようと努力したときに顔にかかってしまっていたらしく、唇がひりひりしはじめる。目にも少し入ったようだ。痛くて涙がぽろぽろ。涙が止まると、やっと落ち着いてまた体の力を抜く。この感触は何だろう。密度の濃い液体が体を包む。

12:00 死海からあがってヨルダン館を出ると、目の前の小さなステージでドイツからの混声合唱団の皆様がコンサートをしている。すばらしい歌声!!うっとりと聞きほれる。ドイツ語の曲が続いた後、日本の私たちにサービスだろう、「ソーラン節」。観衆みなで手拍子と「ハイ!ハイ!」。そして、そのあと「菩提樹」と「野ばら」の楽譜が配られ、皆さんいっしょに歌ってください、との素敵なお誘い。こんな素敵な合唱団と一緒に歌えるなんて!!幸せに歌う。満足。
12:30 昼食は面倒なので持参したカロリーメイトで済ませる。死海のせいか、もう体がぐったりして、心も頭もいっぱい。休みたい。と思い、南の森、森林体感ゾーンでお散歩をすることに。
13:00 森の中に居心地のよい「森の隠れ家」。壁が丸太作りだったり、竹作りだったり、土壁だったり。家作りの歴史をあらわしているらしい。万博会場の喧騒を離れて、涼しい風がとおるこの家で横になり、2時間弱昼寝。人が時々やってきては「あ、キッコロがいたー」とか、「ここにオレンジ色のきのこがあるはずなんだけどなあ・・・」と騒いでいるけど、関係なく私はおひるね。
15:00 昼寝を終えお散歩の続き。「水のあづまや」に水琴球がある。しゃがんで耳を澄ませる。森のインタープリターさんがやってきて、「森のパスポートを丸めて筒にして、水琴球に押し当ててそこから音を聞いてみてくださいな」と言うのでやってみる。ほう、いっそう音が響いて、目をつむるとまるで洞窟の中に居るような気分。
16:00 グローバル・コモン4側の森の出口へ。穏やかな散歩を終え、一番日差しの強い時間もすぎ、気力と体力も回復した。友人から勧められていたイギリス館へ。モダンアートの陳列だが、入り口近くの「ホワイトハウス」と言う作品が印象に残る。石膏で家型を作り、その上にくねらせた鉄パイプを配し、水を伝わらせる。くねったパイプの部分から水滴が落ち、石膏のホワイトハウスを侵食してゆく。時間と偶然が作る作品。
16:30 アイルランド館へ。キリスト教伝来以前の自然信仰に心ひかれる。聖なる木立、タラの丘、湖や水溜りは異なる世界への入り口であったと。ケルト文化の装飾。あしべゆうほ「クリスタル・ドラゴン」
(秋田書店のマンガ。もっと続きが読みたいのになかなか進まない作品)を
思い出しながら鑑賞。
17:00 ベルギー館。絵と音楽の共演。光の使い方がおもしろく。
17:30 キッコロ・ゴンドラに南駅から乗車。会場を一望して、その大きさとパビリオンの多さ、森林部分の広さを実感する。
17:45 日立館前はすごい行列で、やっぱり「本日の受付は終了しました」とのこと。私も亀をひっくり返してみたかったのだけれど、いい。この行列に時間使うより小さな外国館を見て回るほうがいいもの。で、インド館へ。ここはまったく、インドの思いついた物を片っ端から脈絡なく持ってきてつめこんで混沌としてある。これだからインド人は!!映画、宗教(ヒンドゥも仏教もジャイナ教も)、チャクラ、ヨガ、アーユルヴェーダ、食事、台所、スパイス、アクセサリー、織物、ダンス、ガンジー、コンピュータ、宇宙開発、モダンアート・・・・ああ、はい、インドってすごいです。参りました!!。そして必ず土産屋コーナーを通らないと出られないこの構造。「びゃくだん」とへたくそなひらがなで書いてあるところまでインドをそのまま持ってきたかのようだ。 夕食はこのインド館のカレー定食1300円。
1500円出したらこのインド人、おつりを100円だけ出して、にやっと笑う。
っていうか絶対やると思った!
インドの味がして美味しかった。
19:00 雷が鳴り出す。もうすぐ大雨がやってくるみたい、と飲み物売りのお姉さんから聞く。会場内にも「落雷に注意ください」とのアナウンス。疲れたし、よし帰ることにしよう。長い一日の終わり。
終わりに 行ってよかった。ずっと、どうしようかなあ、わざわざ行くほどじゃあなあ、なんて思っていたけれど。できるものならまたいって、小さな外国館をもっと見て回りたい。万博って、本当に大大イベントなんだなあ、と、ただ驚きでした(2005.8.8)

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